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そろそろぼくら黒砂漠組みもスタートすることにした。
黒砂漠組みには車のサポートが無いためガス給油に一度戻ってくる必要があった。
それならランチついでに給油に戻って、ホテルに残って整備しているF宅さんと一緒に食事をすることにしようということになった。
ホテルのオーナー夫人のミハルさんが、戻ってくるならランチを用意しましょうか?と言ってくれたが、いかがわしい?町での食事にも興味があったので丁重にお断りして町で食事をすることにした。

それじゃランチまで目一杯走るう!ということで出発!
舗装路を走って町を抜けると、直ぐに黒砂漠に突入した。
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これからはけっこう砂が深いところを走るということでアミンが自分のマシンのタイヤエアーを抜き、じゃあぼくのもエアーを抜こうとしたら、あれ?パンクしてんじゃん。
ということでいきなりパンクを修理をすることとなった。
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アミンに任せしたのだけれど、タイヤの下に自分がしょっていたディバックを敷いて作業をしている。
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このバックって、ぼくも持っているから知っているけどファラオラリーの参加者だけがもらえる記念バックなんだよね。なんか申し訳ない気がした。(写真はぼくのファラオバック)
ちなみに、サイドスタンド代わりしている木の棒はT内さんが探してくれたのだけど、よく砂漠の中で見つけたよな~。普通は絶対にないぜ。

パンク修理が終わったアミンのマシンを見たら、こっちのタイヤのブロックにも釘が貫通して大笑い。
幸いブロックを横に貫通していたのでパンクはせずに済んだようだ。
砂漠に釘が落ちているとも思えないので、ぼくもアミンも町の中で踏んだのだろうな。
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パンク修理も終わり、本格的に黒砂漠の中へ進んだ。
停まったアミンが遠くに見える岩壁を指差して「あの頂上まで行くぞ」と言っている。
見るとけっこうな高さだけど登れるのかな?
そんな心配はお構いなしにアミンはガンガンにスピードアップして登っていく。
下は砂の間に頭位の石がごろごろ埋まっていてハンドルにガツガツ突き上げがくる。
これが昨日までならもう少しペースを落とすのだろうが、今日は人数も少ないしメンバー4人全員がラリー経験者ということでスピードを落とすどころかどんどん上げて行った。
た・た・た・楽しい~!!!!!♪
昨日までのどこかセーブした走りと違って今日はスロットルを開けられる。
しかも走っているコースも昨日までならあえて避けて通るようなところを走っている。
これだよこれ!
こうじゃなくっちゃ楽しくないよね♪
なんか昨日までは楽しみながらも心のどこかで物足りなさがあった気がしたものの、今日は本当に楽しい!

やがてアミンが停まったので回りを見渡すと、いつのまにかさっきの岩壁の頂上に着いていた。
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アミンが今は走ってきたところの一部はファラオラリーのコースだったところだと言っている。
そしてこの上にチェックポイントがあったそうだ。
そういえば自分がファラオラリーに出た時も崖を登るとチェックポイントがあるイメージがあったな。

下を見下ろすと遠くに大きなオアシスが見える。
「あそこに行こう」アミンがそう言うと下りだした。
見たところオアシスというよりも湖と思うくらい大きいものだった。
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着いてみるとあらためてでかいオアシスだと思った。
水も綺麗で冷たい。
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不思議だったのは、これだけ豊富な水があるのにオアシスの回りに人家がまったくないのだ。
今まで行った砂漠は、水が有るところに町ありで必ず人が住んでいたけどな。

さて、ガスも少なくなったし腹も減ったので一旦ホテルに戻ってからランチに行こう。
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ホテルでガス給油してからF宅さんと合流し、街に1軒しかないレストランに向かった。
看板の絵の通り、髭のオヤジがホイッスルを吹きまくりながらテーブルに誘導?し座らされた。
もっともレストランと言ってもテーブルは外にあり、店内は厨房だけのようだ。
何も頼んでないけど、当たり前のようにビールが出され、その後は次々に料理が運ばれてきた。
お酒を飲まないイスラム教のエジプトではビールの値段は高く、しかもこんな砂漠の中の町でのビールの値段は、食べた料理の全ての値段の3倍くらい高額なものだった。それでも日本円で何百円だけどね。
しかし、バイクで来て、この後にバイクに乗るのにどうどうと、しかも丸見えの外でビールを飲んでいいのかねと思っていたら、全く問題ないそうだw
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次から次に料理が出てきて、どれもとても美味しかった。
汚い店構えと、うさん臭い髭オヤジのせいでまったく期待していなかったが、これまで食べた中で一番美味い料理で堪能できた。


ふ~・・・あんまり食べたので眠くなってしまったw
それでも午後の走りに出発しないと。。。。

午後は砂丘メインの走りとなった。
特に遠くに大きな砂丘郡が見えるとアミンがあれを登ろうというので一番大きいのに向かった。
登ってみると眺めは絶景だった。
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急にアミンが申し訳なさそうに、お祈りをしていいか?と聞いてきた。
アミンも敬虔なイスラム信者であり毎日のお勤めは欠かさないようだ。
メッカの方角に向かってひざまずきお祈りを始めた。
広大な砂漠の砂丘の上でひざまずきお祈りをするアミンの姿を見ていると、なんだかこちらまでおごそかな気持ちになってくる。

登ったあとは降りるだけ。
砂丘を降りるとまるでスキーのゲレンデを滑る降りるような感覚で気持ちいいったらあらしゃない!
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こここそ動画を撮って欲しかったな。
兎に角楽しいし、気持ちがいい!
やっぱり日本じゃ絶対に経験できないロケーションだよな。

アミンが、日本からここまで来るのは大変だよな。ましてやファラオラリーに出るにはお金も時間も掛かるよな。
でもカイロに住んでいる俺は自宅からピラミッド前のスタートラインについて、ラリーが終わったらそまま自宅までマシンに乗ったまま5分で帰れるからなwwwと笑っていた。
確かに、マシンさせ作ってしまえば自宅からすぐにラリーに参加できてしまうなんて、ある意味凄く恵まれた環境だよね。

やがて日が傾きだした。残念だがそろそろ戻る時間だ。
帰路につき舗装路に出ると偶然にも白砂漠観光に行っていた車組みと出くわした。
だけど同じく白砂漠組みのバイク2台が見あたらいないなと思っていたら、バイクはずっと舗装路走行が続き、すっかり体が冷えてしまったようで先に帰ってしまったそうだ。

あ~、今日は本当に本当に楽しかった。
これがライディング最終日とはまだまだ走り足りない気分だ。
名残惜しいけど砂漠とはこれでお別れで明日はカイロに戻ります。
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<続く>
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エジプトで迎える元旦はまずホテルの裏山に登って初日の出を見ることにした。
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上に登ってみると風が強く寒い!
早いとこ日が出てくれと願っていると何かが視界で動いた。
キツネだ!
エジプトに来て売っていたラクダ以外では初めて動物を見た。
あっと言う間に居なくなったので写真は撮れなかった。
そういえば第二次世界大戦中に北アフリカ戦線で名を轟かせたドイツ軍の名将ロンメルが砂漠の狐と言われていたな。
ガキの頃にプラモデルにはまっていたときに名将の名がついたロンメル戦車を作ったな。ま、全然関係ないけど(笑)

そうこうしていると日の出を迎えた。
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ハイ、初日の出が見れたらとっとと撤収!
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ホテル朝食はこの外の食堂で頂く。
バイキングスタイルのメニューで味は・・・ノーコメントということでw
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今日は3組に分かれて行動することになった。
ぼくとA井さんとT内さんのモンゴルラリースト3人組はライディング優先のルートで黒砂漠へ、車組と残りバイク2人は白砂漠観光に行くことに。F宅さんは壊れたバイクの整備で今日1日はホテルの秘密基地に留まることにした。

出発前にT内さんのマシンのエンジンから異音がするというのでF宅さんに見てもらった。
症状を聞くとF宅さんはすぐに原因が分かったようでマシンを寝かすとクラッチケースを開けギヤシャフトナットを締めだした。
で、あっさり異音はしなくなった。
F宅さんが不良オヤジライダーだけではなくKTMのプロメカニックであったことを思い出した(笑)
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最後にガスを入れようとしたら、街にひとつしかないガソリンスタンドがガス欠だそうだ。
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二日前からタンクは空で輸送待ちだそうだ。
でも心配は無用、秘密基地にちゃんとガスがドラムカンに備蓄してある。
問題はそのガスの入れ方だ。

まずはアミンの弟がドラムカンにホースを突っ込むと自分の口で吸いだしてからジェリ缶にガスを移している。
吸うときにゴボゴボと口の中にガソリンが入っているのにいっこうに気にしていないようだ。
ガソリンを口にしたことがある人なら分かるとと思うが、恐ろしく口が気持ち悪くなるし、場合によっては酔っぱらってしまうのに口に残ったガソリンを吐き出すと何事もなかったようにジェリ缶を運んでいった。

次にアミンはドラムカンを傾けてペットボトルを半分に切って口側の方をジョウゴとしてぼくに持たせガソリンを注ぎ出した。
今まで何度か給油したが、全てガソリンを入れるときはこのペットボトルを使って入れてきた。
ポンプやジョウゴが売っていないわけではないだろうが、彼らにとってはこれで十分なのだろうw

ぼくら黒砂漠組み3人は案内役のアミンと出発することになった。
ところがアミンが、乗るマシンがF宅さんの指示で自分のWR450からEXC520になりちょっとへこんでいた。
もしマシントラブルになったら同じマシンのほうが部品を共有できるのでKTMで行けと言われたからだ。
そう言えばアミンのWRはここへ来る三日前に買ったばかりだと言っていたな。
やっぱり自分のマシンに乗りたいのかな。それにKTMは嫌いらしいし(笑)

白砂漠組みはランクルとバイクとに乗り分けて出発した。
白砂漠は国定公園に指定され自然保護のために勝手に走りまわることはできず、車の車道を走らなければならないそうだ。
そんな白砂漠はこんな感じだったみたい。
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行く途中でランクルのタイヤがバーストしてしまったそうだ。
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ドライバーのアミンの弟が「兄貴に怒られる・・・」とへこみまくっていたそうだ。
事実、帰ってきてからアミンに怒られていた(笑)

さて、黒砂漠のぼくらのレポは次回ということで。
<続く>



2012.02.05 エジプト3日目
朝起きてみるとテントに付いた夜露が凍っていた。
夜は相当冷え込んだようだ。
でもぼくは新調したモンベルのシュラフとエジプシャンテントのお陰で全く寒くなかった。
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外はちょうど朝日が昇ってきている。
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他のメンバーも起きてきた。
顔をあわせると口ぐちに「夕べは寒さと雄叫びで参ったね~」と言っている。
中には何か猛獣がやってきたのかと思ったとも言っている。
雄叫び?
寒さは分かるとして雄叫びってなんだ?
みんなはその意味を知っていてぼくだけが知らないようだ。
それ何のこと?
と聞いてみると
「え~!!yuzoさんはあの雄叫びに気付かなかったの?!」
と驚かれた。

話をきくと某氏がぐてんぐてんに酔っ払い、何とか寝かしつけたもののずっとテントの中で嗚咽と雄叫びを続けていたそうだ。

全然気付かなかったと言うと「幸せな人だね~」と呆れられてしまったw
確かに寒さも雄叫びも気づかず熟睡できたのは幸せだったかも。。。

さあ、今日は一番距離を走る予定だ。
早く準備して出発しよう!
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と、その前に一人で回りを走ってみた。
まわりはなだらかな砂丘で気持ち良く走ることができる。
ひょー!楽しい♪
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天気も今日は晴れて暖かい。
砂丘郡を越えて走るのは爽快♪
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あれ、1台動かないぞ?
エンジンブローだ。
これで何台目だ?
とりあえずランクルに積むことに。
颯爽と砂丘を越えて駆け付けるランクル。かっこい~♪
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もうこの作業も慣れたものだ。
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休憩のあとは緊急ミーティング。
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ここまでマシンリタイアが3台、人間のリタイアが2名。
しかもDRZのクラッチがすべりだしているそうだ。
予定では今日はこのあとにオアシスで昼食をとったら白砂漠の行く予定だった。
しかし昨日までの距離も予定より距離が稼げなかったし、今日もこのペースとマシンの調子だと白砂漠まで行くのは無理と判断した。
そこで白砂漠を迂回するコースを選択することに。
距離が短くなるのは残念だが(それでも300キロ位は走るのだが)無理は禁物なので仕方ない。
それじゃあ、ランチをとるオアシスを目指して再出発!

白砂漠の中には入らずともだんだん石灰岩の白さが目立つようになってきた。
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こんな風化によってできた壁穴もあった。
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こういう風景をバックにすると660ラリーは絵になりますな~。
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やがて分かりずらいが一面に黒い石だらけの場所に出た。
これは大昔に隕石が落ちて爆発して粉々になってできた鉄鉱石だそうだ。
持ってみると鉄が溶けて丸まったように丸くて重い。
第二次大戦中のナチスドイツ軍はこの鉄鉱石をもとめてこんな砂漠の奥地までやってきていたそうだ。
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この場所から地平線を見ると小さな島のようなものが見える。
あそこがランチをとるオアシスだ。
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着いてみるとここだけ植物が生えている。
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不思議だが水は丘の頂上から湧き出ており、それが伝わってこの井戸に溜まっている。
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このオアシスの回りには水を飲みに来る動物のフンが沢山落ちている。
誰かさんはさっきの鉄鉱石と間違えて拾っている人もいたがw

さあ、お待ちかねのランチだ!
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今日も美味しゅうございました♪


さあ、飯も食ったし、また走りますか!
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あれれ、とうとうE坂さんのDRZのクラッチがダメになったようで停まってしまった。
もう少し頑張れば舗装路に出るのでここはアミンがDRZに乗り、みんなで押してスタートし、あとは騙し騙しで走った。

日が傾き始めたころに舗装路に到着。
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ふと横を見るとラクダが。。。
これ売っているそうで、1頭7万5千円くらいだそうだ。
高いんだか安いんだか。。。
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これからは舗装路で帰るだけだが、ガスが足りないマシンが出てきた。
ぼくのマシンは400ccと排気量が小さいせいかまだまだガスに余裕があるが、他のマシンはけっこうやばそうだ。
まだあと120キロくらいは走らないといけないのに。。。
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案の定、ガス欠車が続出。
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しょうがないのでタンクの大きいアミンのWRからガスを小分けして走ったもののこれも時間の問題だな。
そろそろやばいかなと思っていたら・・・お!サポートカー見っけ!!
いいタイミングでサポートカーと合流できた。
これでガスの心配も解消しあとは帰るだけだ。
それなら急ぐこともあるまいということでドライブイン?でお茶をすることにした。
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店の中はこれまたディープな感じで、やたら陽気なママさんがいた。
このママさん、なぜか力自慢らしく、腕相撲や人を持ち上げまくっていたが、これってなんの意味あんのかな?

そうそう、店の外にまたまた懐かしのFJ45が停まっていた。
こっちじゃ全然珍しくないのね。
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ホテルに着いた時にはあたりはすっかり暗くなっていた。
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部屋に戻ってシャワーを浴びたら今夜は大みそか。ホテルのパーティ用の小屋でパティーディナーが開催された。
料理はバイキンギスタイルで、民族音楽のバンドが演奏をしている。
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左の二人は一生懸命演奏しているのに、右端の男は全然なにもしないで座っているだけ。
それどころか携帯までいじりだすはタバコをすうはでまるでやるきなし。
これで3人同じギャラなら割があわないよなw

食事が終わるとペーターズバーへ移動。
静かにお酒を飲んでいるヨーロッパ人に対して、ぼくたちは勝手に持ち込んだ焼酎の壺を飲み踊りまくって大騒ぎ。
ヨーロッパ人の中年女性ペアはあきらかに不機嫌になりバーを出ていったが、そんなのおかまいなしに他のヨーロッパ人たちにも焼酎を飲ませ一緒に踊りまくって新年のカウントダウンを大盛り上がりで迎えた。
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HAPPY NEW YEAR!!!!!!!!
こうしてアフリカで迎えた新年はノリノリだった。
さあ、あすは元旦であり、最後のライディング日になる。
そろそろ寝ることにしよう。

<続く>
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